【読書感想】異国トーキョー漂流記 高野秀行
先日Amazonのセールで購入した本。著者の高野氏のことは全く知らなかったがタイトルに惹かれて購入した。思いのほか面白くあっという間に読んでしまった。
冒険家?である高野氏が、外国ではなく日本の中にある異国「トーキョー」で異国からの人々と楽しく時には切なく、8つの出会い?について書かれている。ユーモア溢れる表現にときどきクスッと笑ってしまう。話の中に出てくる表現がいちいち面白く、その面白さに惹かれてどんどん読み進めてしまう。人の心も自分の心もしっかりと描写してそれを読み手に想起させる文章力に感動した。他にも面白そうな冒険話を本にして出版してるようなので読んでみようと思う。