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悪い転売ってなんだろう?

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「転売でお小遣いを稼ごう」と考える人が増えるだけで、価格の高騰や品薄が生じるのです。たとえ、一人ひとりの行為がどれほどささやかなものだったとしても。

また、ここから「いい転売」と「悪い転売」の違いも考えられそうです。

品薄を発生させて価格を高騰させるような転売行為は、社会全体にとっては迷惑な存在です。「悪い転売」と呼ばざるをえないでしょう。

一方、たとえば海外の通販サイトを巡って、まだ日本人が誰も知らないような商品を安く仕入れ、日本の通販サイトで高く売り捌く。そういう転売行為ならどうでしょうか?

「こんなにいい商品があったなんて!」と日本の消費者を喜ばせているわけですから、顧客の生活を豊かにしたと言っていいでしょう。これなら「いい転売」と呼べそうです。

 

この記事を書いている方の本を読んだことがあり、なかなかおもしろい考え方の人だと思っていたが、この考え方はちょっとがっかり。

 

いい転売、悪い転売ってわざわざ分ける必要はあるのだろうか?どうしてもその商品を手にしたいなら転売業者よりも努力するべきだし、定価よりも高額で売れるならその瞬間は定価以上の価値があるのだと思う。高くても欲しくて買う人がいる以上は良いも悪いもないと思う。脅されて買っているわけではないのだから、高額でも購入する人は納得して買っているはずだ。商品の供給元も転売されたくないなら安定供給に務めるか、販売の仕方を工夫するべきだと思う。